増加する空家トラブルを解決するためにはどのようにすれば良いのか

空家を放置すると発生する様々な問題

空家を放置すると、どのような問題が発生するのでしょうか。
家は住んでいないと傷む、ということは皆さんもご存知の通りです。
家の周囲に生えてくる雑草や、手入れできない庭の植栽が伸び放題になったりしてしまう、いわゆる景観の悪化にも繋がります。
雑草や植栽には虫もついてしまいますし、ネコやイヌなどが住み付くといった不衛生にも発展してしまいます。
そして、空家には不法侵入や不法投棄といった、防犯・防災上の問題が発生します。

遺品整理の事なら、ささいな事でもお電話ください。0120-055-882

放置空家と管理空家の違いとは

増え続ける空き家問題

ひとくちに空家といっても、いろいろなタイプが存在します。
入居者がいないアパートやマンション、買い手がつかない売却中の一戸建ても空家に含まれます。
こうした物件に関しては、不動産会社や大家さんの手によって一応の管理はされているので『管理空家』としてみなされます。
一番問題になっているのが活用されていない、または活用される予定のない空家です。
全国で約270万戸あるとされている、誰も何の手もつけずに放置されている物件が『放置空家』として問題視されているのです。

火事や防犯上の危険性もある空家問題を解決するには

空家・空地を放置するとどんな問題が起こる?

誰にも管理されていない土地や建物が起こす問題として、主に以下の5つが挙げられます。
  • 放火や不審火による火災
  • 老朽化が原因での倒壊
  • 不法侵入、不法占拠
  • 不法投棄によるゴミ屋敷化
  • 樹木や雑草が伸び放題になり景観が悪化する
どの問題も近隣に被害をもたらす可能性があるので、本来であればきちんと管理を行わなければなりません。
しかし、様々な事情があって物件を管理できないケースが大変多く、どうしても空家として放置せざるを得なくなっています。

空家の活用や解体など総合的に考えることが大切です

放置空家を減らすためには

こういった危険性がある空家ですので、長い間放置しておくことはおすすめできません。
空家をどうするか?ということは、なるべく早く方向性を定めて対策を考えていく必要があります。
空家の扱いに関しては、大きく分けて2つの方向性で考えると良いでしょう。
  1. 解体する
    空家を解体して更地にすると、防犯上の危険も税金の負担も軽くなります。
  2. 修繕やリフォームをして活用する
    修繕やリフォームによってリノベーションした建物を運用することによって、社会的貢献になります。
空家の問題・危険性は、自分だけの問題ではなく、空家の周辺に住む住民にとっても大きな問題なのです。
周囲に与える影響も考えると、やはり長期の放置はなさらないほうが良いでしょう。
当社では空家問題にも積極的に取り組んでいます。

現在は空家対策に関する法律が強化されたこともあり、放置し続けると国が強制的に空家を取り壊せるようになりました。
他にも様々な問題点のある空家は、早めに整理するに越したことはありません。